高田容子さんの個展
投稿者:そうりん亭ジャーナル「りゅーらる」:http://sorintei.cocolog-nifty.com/blog
11月3日、パリのサン・ルイ島へ高田容子さんの個展を見に行った。
あいにく小雨の降る肌寒い日で、島の中心街も人影がまばら。
個展の表示が出ていたバルコンの張り出した大きな石の門。
個展が開かれたBamyan画廊は門を入った中庭にあった。
入り口を入ると懐かしい日本の反物が迎える。
東大寺のすぐ近くで奈良倶楽部を経営している旧友から高田さん(写真右)の個展開催を教えて貰った。
飯田さんは東大寺の関係の方。さっそく記念撮影から。
飯田さんは楽器では今シターが一番お気に入りだそうだが、フルート、篠笛、パーカッションと幅広い。
さっそく、篠笛を吹いて下さった。
折しも、チェロ演奏家のミュジシャンが入ってくる。
高田さん手作りの地下足袋。
染色は柿渋に鉄漿を合えるという。
地下足袋を試着するミュジシャン。
反物の色合いが美しい展示。
古い石と漆喰の壁に、柔らかな絹の着物が
不思議な調和を見せる。
染色はすべて天然の藍などを使って染める。
「武者小路千家」の大谷さんがお茶をたてる。
慣れない手つきで初めてのお茶を味わう、女の子ふたり。
またひとり着こなしの上手な女性が入ってきた。
彼女はスイスに住むイタリー人だという。
最後にミュジシャンと高田さんは意気投合。
個展は11月9日まで。
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